なんでもないような、でもとても嬉しかったこと ~オフ会の舞台裏~
こんばんは、たまです。
前回書かせてもらった、ブログ「ウマとタツ。」のタツさんとのオフ会について、
お相手のタツさん、
ドストエフスキーもビックリ!!
ご自身のブログで4部構成にて長文の記事をしたためてくれました\(^^)/←タツさんイメージキャラクター(本物はもっともっとデカい)
オフ会の詳細はタツさんの記事を読んでいただければ手に取るように分かりますw
「ウマとタツ。」皆さんゼヒお立ち寄りください☆(宣伝+他力本願w)
さて、そのタツさんとの会合の道中、とあるカフェに案内してもらって、
塩キャラメルタルト
と
クリームブリュレ(以下「ぶりゅれ」)
を
2人で半分こずつシェア
しながら、仲良し女子2人組宜しく、精悍な(?)男子2人組は五反田の縄の話等々織り交ぜつつ和やかに堪能していました。
塩キャラメルタルトは予め2等分したのですが、表面がカリカリにキャラメリゼされた「ぶりゅれ」は一つのプリン型に入って提供されていたので、2人でカンカン表面をスプーンで割りながら一緒につっついて食べたのです。
そうして「ぶりゅれ」をシェアしながら、ふと舞台裏で1人考えていたのが…
HIV7年目にして、僕がHIVに感染している事実を相手に伝えた状態で、感染していない誰かと話をしたり、更に一歩進んで一緒に食事をしたりなんてことは今まで相方とくらいしかしたことなかったなぁ(あとは定期通院している病院で診察を受けたり話をしたりとかですかねぇ…)
ということと、それに伴う相手への配慮やあれこれ。
皆さんご存知のとおり、HIVは日常生活を一緒に過ごしている程度では感染することはありません。
でも、HIVに感染していない人からすれば、感染している事実を伝えられている人と近くで接する機会があったら、
感染するかしないかの「物理的」な面というよりも、軽重の差はあれ「心理的」な面の「壁」を感じる人もいるのではないかと思います。「壁」と表現すると大げさかもしれません。表現しづらいけれど軽いテンション(緊張状態)と言うべきか。
というのも、もし僕自身が逆の立場だったら、差別するつもりは全くないとしても、実際にHIVに感染した人にそうだと告げられたうえで目の前にしたら、初めはなんとも言えない緊張した気持ちになるだろうし、
食べ物をシェアする程度の密接な行為であれば、うまく表現できないのですが、その最初の瞬間だけでも「ぐっ」と一歩踏み込むような感覚が生じるだろうなぁ、と思うからです。
(相手に直接は伝わることもないであろう一瞬の感覚の切り替わりのレベルでしょうし、徐々にそうした感覚もなくなるでしょうけれど…。)
こうした感覚は、非常に大きな認知度があるHIVであっても日常で実際に感染した人とそうと知って接する機会は稀であるということと、
HIVという病気自体が持つインパクト(良くも悪くも社会的に形成されたものが大きいとは思いますが)によるものなのだと思います。
とにもかくにも、タツさんは、そんなことを考えている初見の僕と1つの「ぶりゅれ」をシェアしてくれたり、
「このイチゴも食べてみてくださいー \(^o^)/」なんて自分から飲み物を差し出してくれたりして、
普段だったらなんでもないようなことですが、僕はなんだかとても嬉しく、そして暖かい気持ちになったのです。
僕の相方もそうなんですが、タツさんは、相方のウマさんがHIVに感染しているからというだけでなく、
もともとHIVにあまり大きな壁を感じていないということでHIVをとても理解してくださっているので、
そんな僕とのやりとりをきっとほとんど何も意識せず自然にサラッとしてくれていたのだと思います。
僕としては、そのサラッした自然さが心に沁みたのかなぁ、なんて感じています。
きっとタツさんは、「そんなことまで気にすることないですよ\(^^)/」なんて言ってくださるのだろうけれど、
僕以外にもHIVに感染している方でそういう部分を気にしてしまう人は多くいるだろうし、
現実に傷つくような経験をされた方もいるんだろうなぁと思うと、何だかフクザツな気持ちです。
何だか重いお話になってしまいましたが、そんなこんなでタツさんの暖かいおもてなしとお人柄のおかげで、
僕はとっても充実した時間を過ごすことができていたという、会合の舞台裏でした。
そしてこのお店の「ぶりゅれ」、
発音しにくい一方で卵の味が活きた絶妙なお味で、またタツさんに連れて行ってもらいたいなどと思っているくらいです。
またスプーンでカンカン割りながら食べに行きたいなぁ…♪
皆さんにとって、今日1日が素敵な1日になりますように。
そして、震災で被災された皆さんが1日も早く復興のための1歩を進められますように。
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