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HIV7年生男子の雑記~HIVをポジティブに~

HIV感染から7年目のアラサーゲイ「たま」の雑記。HIVに関する経験や日々の出来事を記していきます。tamatamatama1984@gmail.com までご遠慮なく!

HIV感染のカミングアウトという問題(ちょっと長文)

 

こんばんは、たまです。

 

本当は昨晩更新しようと思ったのですが…

昨日は仕事後に前職の同僚たちと久しぶりに会っていて

ほろ酔い気分で帰ってきたのでそのまま倒れちゃいました。。

 

今月から始まった新生活にもやっと少ーしずつ慣れてきて、

先日やっと新しい保険証をゲットしました(^人^)

インフルの診察で10割ぜんぶ立替えしたのはキツかった…。

でも、保険証のおかげ様で昨日の飲み会代くらいは返ってきたw

 

健康保険、2月から新生活が始まって保険者が変わったのをきっかけに、

定年になった親も僕の扶養の形で加入させてもらうことにしました。

 

親には、僕がHIVに感染していることは伝えていません。

 

陽性告知されて診察を受けるようになり、投薬を始めてもしばらくの間は、

今とは逆に親を世帯主にした健康保険に僕も加入していたので、

保険証を使うたびに親に知られることがないかとても不安でした。

 (何とかバレずにコントロールすることができ、今に至るのですが。)

 

福祉制度の申請やらその利用がきっかけで親に連絡が行かないか、とか、

毎年何回か世帯主に対して発行される「医療費のお知らせ」なる書面とか、

HIV診察や投薬にかかる桁違いの医療費が記載されますからね…)

ずっと心配は尽きない状態でした。

 

 

HIV感染が発覚してから誰もがぶつかる壁、

誰に、いつ、感染の事実を告げるかという問題。

 

陽性の人のなかでも、信頼できる家族や友人にはカミングアウトして

実際に理解や協力を得られているという人もいると思います。

人によってはもっと広くカミングアウトする人もいるかもしれません。

 

一方で、僕のように、親であってもカミングアウトできない人もいます。

告げることで相手との関係が壊れてしまわないか、

告げることで自分がHIVに感染している事実が他に漏れてしまわないか、

相手を不安や心配に陥れてしまうのではないか、

様々な要因があり、カミングアウトに踏み切れない人も多くいるはずです。

  

 

HIVに感染しても、それを誰かに告げなければならないという義務はありません。

誰にも告げないという選択をすることが後ろめたいことであるとも思いません。

 

直近で性的関係をもった人に対して検査を促すことはした方が良いと思いますが、

それに伴って自分がHIVに感染している事実までを告げる必要は必ずしもありません。

 

大切な自分自身の属性の一つとして、自分自身の自由な判断で、誰に、いつ、

感染の事実を告げるかを、ゆっくり、じっくり考えていけば良いと考えます。

 

カミングアウトは後戻りできないので、自分が本当に熟慮した結果、

納得した人に、納得したタイミングで告げることが一番大切なのだと思います。

 

ただ、HIV感染の場合、特に感染発覚から間もない時期には、

気持ちの整理もつかない、同じ境遇の知り合いもいない、そして極度の不安のなかで、

誰かに相談したり話をしたいと強く思うにもかかわらず、

誰かに相談したり話したりすることが、すなわちカミングアウトになってしまう

というジレンマがあります。

 

本来、そのような時期こそカミングアウトについて冷静に考える必要があるのだと思いますが、

そのようなジレンマのなかで性急にカミングアウトせざるを得なくなったり、

逆に誰にも相談したり話したりできず不安をずっと独りで抱え込んでしまったりもする。

 

だからこそ、匿名で誰かに相談したり話ができる環境がしっかり確保されたり、

考えを推し進めていくための材料となる正確な情報が提供されたりすることは

非常に重要なことだと考えます。

(例えば、ぷれいす東京(http://www.ptokyo.org/)というNPO特定非営利活動法人)などでは

陽性者が匿名で相談したりできる制度や、HIV不安を持つ方向けの情報等が紹介されています。)

  

そしてそうした環境や情報に、必要な人が必要な時にアクセスできる

体制を整えていくことも、これからより一層求められていくと思います。

 

僕のこの藁のような頼りないブログでも、そうしたやりきれない想いを持った方や

情報を求める方のほんの一助にでもなれれば嬉しいな、なんて思っています。

 

 

皆さんにとって、今日1日が素敵な1日になりますように。

  

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