HIV7年生男子の雑記~HIVをポジティブに~

HIV感染から7年目のアラサーゲイ「たま」の雑記。HIVに関する経験や日々の出来事を記していきます。tamatamatama1984@gmail.com までご遠慮なく!

さ~らさら

 

こんばんば、たまです。

 

6月も早いものでもう折り返し地点ですねぇ…本当に早く感じます。

 

世間ではこんな「さ~らさら」な光景を見かけるようになりました。

 

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職場へ向かうまでの道すがら、とても目を引きます。

短冊には既に多くの人の願いが込められています。

 

僕自身は小さい頃に七夕に何か願いを込めたというこれという記憶がない、夢のない現実的な子どもだったわけで、

ドラゴンボールを見ながら、シェンロンに何か1つ、何でも願いを叶えてもらえるなら

 

 

「無限に願いを叶えてくれ」

 

 

という願いを投げかけたらどうなるだろうかと常々考えていた、可愛くない現実的な子どもだったのです。

 

今の僕自身の願いはというと、自分自身の健康や幸せも当然願いには入ってくるわけですが、

一番に思い浮かぶのはやはり相方や家族、友人とか自分の周りの人たちの幸せです。

いい人アピールみたいで気が引けるのですが、目を閉じて真っ先に思い浮かぶのはやはり相方と両親。

自分自身のことが後に回るのは、今の自分自身はある程度満たされているということなのかな、とも思ったり思わなかったり…。

 

HIVに感染するとさぞ悲しいことばかりと思われる方もいるかもしれませんが、僕自身はそうでもないです。

もちろん辛いことや悲しいこともたくさんありますが、相方とはHIVが一つのきっかけで今の関係を築けているし、

何より医学の進歩や社会の支えもあって、今は健常者の方と変わらない毎日を過ごすことができていて、

それがとても幸せなことだと思います。

 

 

願いが込められた短冊を眺めていると、様々な人生模様が覗いて見えてきます。

記された内容だけでなく、文字の大きさや力強さ、書き方、名前などから、色々なものが浮かび上がってくる。

どんな想いでこれを書いたのかなぁ、なんてことも気になってくる。

赤の他人である僕には当然すべては分からないけれど、生きているひとりひとりが、それぞれの悩みや幸せや希望を胸に毎日を過ごしている。

それぞれがとても尊いことなのだなぁ、なんて思いつつ、短冊を前に感傷に浸ったりするたまなのでした。

(僕のドキュメンタリー好きはこういうところにも現れるのですw)

 

 

皆さんにとって、今日1日が素敵な1日になりますように。

そして、震災で被災された皆さんが1日も早く復興のための1歩を進められますように。

 

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