たまさんは、フツーの人でした。
こんばんは、たまです。
更新をサボっていた間に、ひとつリアルをしてきました。
8月の頭にHIV感染告知を受け、その直後にひょんなことで僕のブログを読んでくださり、メールをくださった方です。
ここでは仮に「西島さん」としましょう。
さっそく話は逸れますが、西島さんにも指摘されたことなのでゼヒとも書かせてもらおうと思います。
僕はこうして細々とブログをしたためながらも、広くメールアドレスを公開しているわけですから、僕は日々、
さぞ様々な方からのファンレターHIVに関連する相談メールが寄せられて応対しているかとお思いの方もいらっしゃると思います。
来ないです…。
ブログ開始時には、いたずらメールやお叱りのメールはたくさんいただくことになるだろうなぁとは思ってましたが、
そのようなメールは受信すらしたことがありません。世の中は僕が思っていたより健全で、優しく、そして寛容なようです。
そんななか、数少ないファンレター(まだ言うか)メールをくださった西島さんですら、僕に会うまでは
・宗教や学会に勧誘されるのではないか
・催眠術にかけられ怪しい壺を押し売りされるのではないか
などと懸念されていたようです。
ありません。
以前「はじめまして」に書いたように、僕はノンポリ無宗教なため、いかなる宗教的団体・学会等にも属していません。
(もっとも、各宗教・学会等の教えにはそれぞれなるほどと思うことや学ぶべき部分も多くあるとは思っています。)
ガイバラの壺や不思議なジュースを販売して一攫千金を夢見ているということも、ありません。
僕は僕なりに考えるところがあって、少しでもHIVに関連して悩みを持つ方にこの場を、また、僕の今まで経験してきたことを生かしてもらえたら、
そしてあわよくば同じ悩みを持つ方と知り合うことができれば、と思ってこのブログを続けています。
たまは、いつも仲間になりたそうにあなたを見ているのです(・_・)じーっ
さて、西島さんとのリアルのお話に戻ります。
西島さんは、帯状疱疹がきっかけでHIV検査を勧められ、受検したところHIV感染が発覚し、詳しく検査をしてみたら
既にCD4(免疫力の指標)は低い値にまで低下した状態になってしまっていたとのことで、急遽入院を決断されたようです。
もっとも、発症前だったこともあって入院経過はすこぶる順調で、入院中に様々な検査や服薬準備を行うことができ、
入院中に服薬開始にまでたどり着き、大事なく数週間で退院することができたとのことです。
で、僕は、厚かましくも退院直後の西島さんにお会いすることができました。
メールでやりとりしているなかで西島さんが王将の餃子がお好みであることが発覚したのですが、
元ぎょうざ倶楽部会員のたまはそのスキを見逃すわけがありませんでした。
僕はそのスキにスルっと入り込み、西島さんとの王将リアルにこぎつけたのです。
2人で餃定をもぐもぐし、場所を移してコーヒーをすすりながら、病気のことを中心に色々とお話させてもらいました。
西島さんにとって、感染直後から僕にメールでHIVのことを打ち明けて相談することができたことはとても大きなことで、
とても支えになったと言ってくださって、恐縮しながらも僕は本当に嬉しかったです。
(僕としては、実際に西島さんのお役に立てたという事実だけでも、このブログをやっていてよかったと思いました。)
HIV感染発覚直後は、心の整理もつかず、誰かにその事実を伝えようにもその適切な相手も見つけられないことが多い。
また、HIV感染症それ自体の正しい知識や、自分自身がこれからどうなっていくかということなど、分からないことも多い。
そんななか、こんな僕だけれど役に立てることもあるかもしれません。
感染の告知を受けた方だけではなく、感染不安をもつ方、またそれ以外の方でも何かあればご遠慮なく声をかけてみてください。
それにしても西島さん。
リアルしたら僕に壺を押し売りされると思ってか、警戒して、待ち合わせ場所には防弾チョッキを着て登場されました。
…と思ったら、防弾チョッキのような厚ーい胸板を持った長身イケメンさんで、僕はついテンションが上がり胸筋をつんつんしちゃいました。
西島さんからは、僕みたいな身長170位のスリム~普通体型は「一番需要がある。」などと社交辞令をいただきましたが、僕は筋肉があるのがうらやましいです。
そして更に、「たまさん、フツーの人で良かった!」とありがたい感想もいただきましたとさ。
ちゃんちゃん☆ ^ ^
皆さんにとって、今日1日が素敵な1日になりますように。
↓↓↓皆さんの「ポチッとな」が励みです☆↓↓↓