HIV陽性告知、その直後にまず何をしたか?
こんばんは、たまです。
今日は、以前書いた「Merry Christmas ~HIV陽性告知、その時~」のその直後のお話をば。
先日書いた「定期通院のおはなし ~投薬も7年目に入りました~」でちょこっと書いた、陽性告知から現在まで通院している病院に関するお話でもあります。
良い子、もとい、良い青年はそのままの形でマネしないでくださいねw
陽性の確定告知を受け、頭の中が真っ白になっていたその時@告知会場。
告知の後、詳しいことはあまり覚えていないものの、所長らしき男性の方と臨床心理士の女性の方が今後通院できる病院の一覧を提示してくれました。
しかしながら、どの病院を選べば良いかの基準もよく分からず
「今持ってる定期で通えそう。。。」
という基準だけで通院する病院を選びました(そこで選んだ病院へ必ずしも通院しなければならないというものでもなかったような気がしますが)。
そして、通院先へ提出する紹介状を書いていただきました。
告知された会場を出て、‘Merry Christmas’と‘R.I.P.’を聞きながら、呆然自失のなか、ふらふらと当てもなくさまよい、
そして電車に乗って、こちらも当てもなく移動した挙句、とある駅で降りました。
その駅前にあるマックで外を眺めながら呆然としていたことを覚えています。
そこで、突然何を思ったか、
「せっかく紹介状持ってるし、これから病院行こう!」
と思い立ち、予約はおろか電話もせず、紹介状を片手に病院へ猪突猛進。
(僕は買い物一つするのも熟慮して「うーん…」とうなってやっと決めるタチなので、普段ではとても考えられない恐ろしい行動の速さでした…汗)
1時間弱電車に揺られ病院に着いたものの、
「完全予約制なんですけど…予約されてますか?」
と、ごもっともなご指摘。。。
しかしながら、何とか喰らいついたら、初診を受け入れてくれることになりました。
そして即日、主治医の先生からHIVの説明を受け、初回採血もしてもらい、その後もその病院に通院することになりました。
そこでもし断られていたら、また別の病院へ、となっていたかもしれません。
今思えば、その時点で免疫力はかなり落ちていたので、この時の行動の速さがあったからこそ、
僕は今、症状の安定した状態で生活ができているのかもしれません(でも、病院の方、大変勝手な訪問ですみませんでした…)。
ただ、HIVに関する通院においては初診の後も長いことずっとお世話になる可能性も高いので、
本当は感染発覚時の合併症(日和見感染症)の有無とか、主治医との相性、通院・診察の利便性等々を考えたうえで病院選びをした方が良い、と今ではそう思います。
でも僕の場合は、何かに憑りつかれたかのように本能の赴くままに行動した結果、
たまたま相性の良い病院選びができたうえで、通院を開始することができたので、運が良かったなぁと思います。
(拠点病院や大病院ではない小規模なところですが、夜間や土日の診察をしてもらえるし、何より待ち時間が少なくて済むので、僕としては便利に通院できています。)
これが、陽性告知直後の後日談(当日談w)です。
さて、最近感染の告知を受けたばかりで何をしたら良いかも分からない、考えられないという方も、このブログを読んでくださっているかもしれません。
全くの赤の他人だからこそ話せることもあるかもしれませんし、何かあったら遠慮なくご相談ください ^ ^
一人でも多くの方にとって(陽性者の方もそうでない方も)、HIVを少しでもポジティブに捉えることができるようになるためのきっかけになれれば、とても嬉しいです。
皆さんにとって、今日1日が素敵な1日になりますように。
そして、被災された皆さんが1日も早く復興のための1歩を進められますように。
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